セッション名 | コロナ禍でアジア女性社会起業家たちが創りだす未来 |
開催日時 | 12月12日(土)17:20 - 19:00 |
テーマ | 女性起業家 |
キーワード | #ソーシャルインパクト #女性 #アジア #社会起業家 |
特集記事 | コロナ禍でアジア女性社会起業家たちが創りだす未来 〜私たちが、社会課題解決に取り組んでいる理由〜 |
開催概要
社会的企業(=社会課題を解決する企業)が、より社会の中で影響力を拡大、つまり課題解決をしていくためには、寄付ではなくビジネスとしてしっかりと持続可能なモデルを確率することが必要不可欠です。AWSEN(Asia Women Social Entrepreneurs Network)は、ビジネスを通じて社会問題を解決するアジアの女性社会起業家をつなぐネットワークとして2014年に設立されました。今回は、AWSENの中から、タイ、ミャンマー、フィリピンで社会課題解決に向けて奮闘している3人を女性社会起業家を登壇者にお招きし、それぞれが取り組んでいるビジネスについて、「どんな課題解決に取り組んでいるのか」「課題解決に取り組む想い」「どんな理想の未来を描いているのか」など、語っていただきます。
登壇者情報
PACITA JUAN
ECHOStore, President
シリアル・アントレプレナー。持続的なライフスタイルをテーマに、農業・商品開発・観光などに幅広く関わる。女性起業家の商品の販売促進をするためのプラットフォームの構築や、コーヒー農家を支援するための財団を設立するなど、起業家としてだけでなく起業家を支援することにも多く携わり、COVID-19禍でも様々な活動を行う。2017-2019年は、Asian Women Entrepreneurs Network(AWEN)のPresidentも務めている。
Naw Eh Wah
Amazing Grace 代表
ミャンマーに生まれ育つ。 障がいのある女性の雇用を目指して、2012年に創業。女性たちへの就業訓練や、フレキシブルな雇用の機会などを通じて、女性の所得向上を目指している。 2014年には、ヤンゴンにお店も構える。2018年に沖縄で開催したAWSEN Summit volume.0にも登壇。現在1歳になる子どもの母親でもある。
Supatchaya Techachoochert
Refill Station Owner
生物学者。現在は、Mae Fah Luang財団で環境マネージャーとして勤務する一方で、Refill Stationの創業者であり、オーナー。Refill Stationは、2017年にタイで初めてできたバルクストアで、”ゼロ-ウェイスト”としてできるだけゴミをゼロにすることを目標に廃棄物を出さないライフスタイルを推進するため、タイの顧客に対して製品を通じたソリューションや教育を提供している。
モデレーター
渡邉 さやか(わたなべ さやか)
一般社団法人アジア女性社会起業家ネットワーク(AWSEN)創設・代表理事
長野県出身。
国際基督教大学アジア研究専攻。東京大学大学院「人間の安全保障」プログラム修了。
2017年4月より、慶應大学システムデザイン·マネジメント博士課程在学中。
ビジネスを通じて社会課題を解決できる仕組みを考えたいという想いから、2007年新卒としてIBMビジネスコンサルティングサービス(現日本IBM)に入社。2011年6月日本IBM退職。独立後は、東日本大震災の被災地での椿を使った事業を創業している他、途上国·新興国での日本企業のBoP/SDGsビジネス構築に関わり、中東・中央アジア・アフリカなどで事業創出に携わる。また、AWSEN(アジア女性社会起業家ネットワーク)を通じて女性社会起業家支援に尽力している。
2013年、2014年日経ソーシャルイニシアティブ大賞ファイナリスト。 2015年The Entrepreneur Japan Awardファイナリスト。2017年より日経ソーシャルビジネスコンテスト アドバイザリーボードや岩手県女性就労委員。2018年度は、内閣府「アジア・太平洋輝く女性の交流事業」委員を務める他、様々な組織に理事として関わる。
宮城大学非常勤講師、長野県立大学非常勤講師。