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セッション名    心を優先した経済社会は創れるのか
〜共感資本社会・ホラクラシー社会の実現〜
開催日時      12月12日(土)16:20 - 17:10
テーマ       共感資本社会, ホラクラシー
キーワード     #ソーシャルインパクト #共感 #経済 #ヒエラルキー #ピラミッド型 #組織の形
特集記事      「お金」ではなく「共感」で社会を創る。大切なものを大切にできる社会へ

開催概要

世界は、資本主義を基盤に経済が成り立っています。市場で自由な競争をすることで、安くて良質なものが産み出されるメリットがある一方、利益が出ない活動は社会的意義があっても参入する人がいなかったり、赤字になると撤退することもあります。  
そんな資本主義社会で生まれた歪みや息苦しさを解消するためのキーワードが「共感資本社会」「ホラクラシー」です。
お金の代わりに人の"共感"に価値を置く「共感資本社会」、ピラミッド型の「ヒエラルキー」ではなく、より小さなグループ単位でプロジェクトに取り組んで意思決定を行っていく「ホラクラシー」。  
経済社会の新しい形を創ろうと実践している登壇者をお招きし、「そもそも共感資本社会とは」「ホラクラシーで何が実現できるのか」「どんな社会を目指しているのか」といったことを語っていただきます。

登壇者情報

新井 和宏(あらい かずひろ)
株式会社eumo 代表取締役

1968年生まれ。国内系信託銀行、外資系運用会社にて公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。共感資本社会の実現を目指し、共感コミュニティ通貨などを提供している。他に、ソーシャルベンチャー活動支援者会議会長、サスティナブルストーリー取締役、SCIフォーラム理事、EMS理事、ホワイト企業大賞企画委員などを務める。
著書は『持続可能な資本主義』(Discover21)、『共感資本社会を生きる』(共著・ダイヤモンド社)など多数。

武井 浩三(たけい こうぞう)
株式会社eumo 取締役CJO, AFRIKA ROSE 取締役, 自然経営研究会 代表理事,不動産テック協会 発起人/理事, 他多数

1983年、横浜生まれ。
Los Angeles Citrus College芸術学部音楽学科を卒業。アメリカでの体験から起業するも、倒産・事業売却を経験。
「関わるもの全てに貢献することが企業の使命」と考えを新たにし、2007年ダイヤモンドメディア株式会社を創業。「給与・経費・財務諸表を公開」「役職・肩書を廃止」「働く時間・場所・休みは自由」「起業・副業を推奨」「代表・役員は選挙で決める」といった独自の「管理しないマネジメント」として注目を集め、2017年「ホワイト企業大賞」を受賞。
ティール組織・ホラクラシー経営等、自律分散型経営の日本における第一人者としてメディアへの寄稿・講演・組織支援などを行う。2018年にはこれらの経営を「自然(じねん)経営」と称して一般社団法人自然経営研究会を設立、代表理事を務める。

2018年に一般社団法人不動産テック協会を設立、初代代表理事を務める。一般社団法人LIVING TECH協会発起人/理事、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会IT部会幹事、国土交通省公益遊休不動産活用プロジェクトアドバイザーなどを歴任。

水谷 衣里(みずたに えり)
株式会社 風とつばさ

三菱UFJリサーチ&コンサルティングにて、民間公益活動・企業の社会貢献活動に関する政策立案、コンサルティングに従事。
独立後も引き続きソーシャルファイナンス・社会的インパクト投資・コミュニティ投資といったソーシャルセクターの資金還流や、ソーシャルベンチャーの経営支援をはじめ課題解決の実践者・支援者の創出・育成に携わる。
また2018年には一般財団法人 世田谷コミュニティ財団を立ち上げ、代表理事を担う。
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン理事。公益財団法人パブリックリソース財団理事。各種助成プログラムの審査員やアドバイザー等、大学教員等の実績を持つ。